2016年1月15日金曜日

栄光の影には・・・

夢という言葉が好きで、いつも、夢を持っていたいと
思っている。
それは、「夢見る少女」ではない。

先日、ジュニアのサッカー練習を観ていた。

大人でも、キュウッと身が締まる様な練習だった。
練習内容は勿論の事、コーチの熱意には脱帽だ。
右から左から、サッカーボールと同じ様に、コーチの
罵声が飛ぶ。
その声にも動じず、子供達は走る。
一つのボールを追いかけて・・・・。

コーチが大声を出した。

「出来ないって言うんじゃねぇ!」

その瞬間、一人の子供が泣きだした。
ワーっと大声をあげて・・・

緊迫した。

そうだね・・・コーチの言うとおりだよね。
そして泣いたあの子の気持ちも良く分かる。

泣きたい気持ちも、大声で、泣き出した気持ちも良く分かる・・・
泣いていい。ワンワン泣いていい。

その場を去るまで、あの子はずっと泣いていた。

誰も声を掛けてはくれない。その間も、練習は進んでいった。

皆、一つのサッカーボールを、追いかけて、汗を流し、夢中で走る。
ボールを奪い、奪われ、取返し、ゴールへ向かって走る。

そんな姿が、メチャクチャ輝いて、カッコよく見えた。


ほらね、泣くだけ泣いたら、走り出そう・・・!






0 件のコメント:

コメントを投稿