私が小学生の頃の帰り道に、機織りの機械の音がもの凄い
大きな音で鳴り響いていた場所があった。
現在なら騒音に近いかも知れない位大きな音だった。
子供の頃は、ここ、足利市は織物や養蚕を仕事にしている風景が
近くにあり、それがごく自然だった。
そして、当時「かいこ」という白い幼虫を良く目にした。
桑畑も近所に沢山あったし、かいこが桑の葉を食べるという事も
知っていた。
なので、かいこを見る・触るというのは容易だった。
クラスの男の子が、白い幼虫のかいこを学校へ持ってきて、
それを「欲しい、ちょーだい!」ともらう。
白くて肌がすべすべツルツルしているかいこの体は
ペットの様にかわいい。それを家に持ち帰り、育てる。
あるいは、白い繭玉をもらって、おもちゃにする。
振るとカラカラと音がする、白い繭玉。
これが、絹糸になるのか・・・
なんて、子供ながらに凄いもんだなぁ。と思っていた。
そして、大切にそのまま繭玉を引き出しにしまった。
いつの事だろうか?
引き出しを開けたら、蝶が羽化していたのを見たのは!!
繭の一部に穴が空き、そこから出たであろう、
白い大きな蛾!となっていた。
「うわ~~!」
気味が悪くなり、捨てた。
それ以来こりて、かいこは貰わなくなった。
現在は、養蚕をしている農家はなくなってしまった。
かいこ・・・
あのすべすべした肌を、再び触ってみたい。
2017年10月29日日曜日
2017年10月7日土曜日
カズオ・イシグロ
カズオ・イシグロさんが、ノーベル文学賞を受賞された。
昨年、「私を離さないで」が、テレビドラマ化されたのを
観ていて、カズオ・イシグロさんを知った。
綾瀬はるかさんが主演で、
もし、本当にこのような世界があったとしたら・・・?
という想像力を次々と掻き立てられる内容とは
半面、心情の揺れ動きが絶妙で、感慨深く、
挿入歌の「Never Let Me Go」がぴたりとMuchしていた。
そして、最後は、生きる・生きている事について問題を
こちらにも投げかけられたようだった。
カズオ・イシグロさんは日本では、5歳まで長崎県で暮らして
いたそうだが、日本への想い・・・ご両親から伝えられた日本の事・・・
どんなものだったのか?
異国で暮らす事になった日本人。やはり様々な想像をしてしまう。
ノーベル文学賞受賞のニュース。とても誇らしい。
昨年、「私を離さないで」が、テレビドラマ化されたのを
観ていて、カズオ・イシグロさんを知った。
綾瀬はるかさんが主演で、
もし、本当にこのような世界があったとしたら・・・?
という想像力を次々と掻き立てられる内容とは
半面、心情の揺れ動きが絶妙で、感慨深く、
挿入歌の「Never Let Me Go」がぴたりとMuchしていた。
そして、最後は、生きる・生きている事について問題を
こちらにも投げかけられたようだった。
カズオ・イシグロさんは日本では、5歳まで長崎県で暮らして
いたそうだが、日本への想い・・・ご両親から伝えられた日本の事・・・
どんなものだったのか?
異国で暮らす事になった日本人。やはり様々な想像をしてしまう。
ノーベル文学賞受賞のニュース。とても誇らしい。
2017年10月5日木曜日
晩酌に似て
コーヒーが苦手な人もいるが、
私は、コーヒーが好きだ。
香りがいい。
そして、その時の気分で濃度の調整がピタっと合った時の
満足感は、言い表せない。
一日一回のコーヒーを飲む時・・・
それが楽しみで、日々を過ごせる。
晩酌する人の気持ちと同じかも知れない。
私は、コーヒーが好きだ。
香りがいい。
そして、その時の気分で濃度の調整がピタっと合った時の
満足感は、言い表せない。
一日一回のコーヒーを飲む時・・・
それが楽しみで、日々を過ごせる。
晩酌する人の気持ちと同じかも知れない。
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